2014年5月31日土曜日

医療従事者のための緩和ケア実践セミナー

531日土曜、医療従事者のための緩和ケア実践セミナーを開催した。がん診療拠点病院には、地域の医療従事者への研修会の開催なども義務付けられている。自分は、「突出痛のマネジメント -新旧の即効性オピオイド製剤の活用」が今回の研修会のテーマだったので、関連する「痛みの評価」を担当した。緩和ケアチーム専従看護師のK谷さんが予め研修会のプランとグループワークで検討する事例を提示してくれたので、速効製剤の使用法を担当する薬剤部のM里さんと話が重複しないように準備した。実際にはいくつか重複した(大事な部分だから当然かもしれない)。

グループワークでは、参加者の職種や経験によるいろいろな立場から多くの意見が寄せられた。参加者が熱心に考えて下さったのでファシリテーターとしては居心地が良すぎたのか、自分も少しだけ発言した。

研修会で、熊本大学病院の外科におられた先生と再会した。実に30年ぶりだったが、彼は東京で家庭医をしている。最初気づかなかったようなので自分から話しかけた。

今後このような出会いが東京で生まれるかもしれない。土曜の午後、研修会に参加された皆さん、支えて下さった皆さん、お疲れ様でした。写真はあとで

2014年5月30日金曜日

本二冊

今週初め、熊大医学部サッカー部の先輩西勝英先生から著書「本当に怖い! 薬物依存がわかる本」をいただいた。先生は心臓薬理学が専門で熊大名誉教授、現在は療養型病院の総院長で外来診療もされている。事例紹介では先生が経験された患者さんを薬物の特徴をうまく引き出しながら薬物依存が今だけでなく将来にも影響することを教えている。早速読み通し、二回目に入った。





そして29日「21世紀のオピオイド治療」が送ってきた。HS.Smith先生が編集された本の日本語訳だが、自分は「緩和ケア」と「慢性非がん性痛への長期オピオイド療法に関する臨床ガイドライン:オピオイド治療ガイドライン」を翻訳担当をした。
二冊の本は重なる部分があるので、良く読み比べてみよう。
西先生ありがとうございました。

2014年5月29日木曜日

キラー・カーンの店

キラー・カーンの店が病院の近くにある。知ってはいたが、以前の迫力を知っている自分としては少し怖い。しかし話がまとまって、O原、N山、E本先生たちと行くことにした。この日は女医さんたちは女子会とかで新宿西口のタイ料理屋さんに行ったようだ。朝は6時過ぎに実験室に来て敗血症モデルつくりをしたので、いささか疲れていたが、店に入った途端すがすがしい空気を感じ元気になった。



キラー・カーン(小沢さん?)はすっかり好々爺になられ、往年の面影は壁のポスターが教えてくれるだけ。キラー・カーンを意識して記念写真を撮った。






新潟県燕市のご出身で観光大使も務めるそうだ。さっそく燕のビールコップを購入して、サインまでいただいた。
N山先生は明日早起きしてヨーロッパ麻酔学会に旅立つ。遅くならぬように引き上げた。中野坂上までE本君と歩き、そこから電車で帰った。

2014年5月25日日曜日

おめでとう!なでしこ

25日夜、軍師官兵衛を観ながら夕食の下ごしらえをして、番組終了後善福寺公園8キロコースを走った。シャワーを浴びて野菜しゃぶしゃぶ(豚肉が少ししかなかった)を食べながらTVをつけたらサッカー女子アジアカップ決勝戦が始まったところだった。オーストラリアとの決勝戦で、どちらも当たりは強いがラフプレーにならず、持ち味を良く出したいい試合だ。


1対0でなでしこジャパンが勝利し、優勝セレモニーまでしっかり見ていた。TVを写して記録に残したが、右上に番組司会者のやべっちが映っている。

2014年5月24日土曜日

新入医局員歓迎会

T医科大学麻酔科新入医局員歓迎会が3年連続で明治記念会で開催された。昨年から大学病院と関連病院にいる医局員だけの歓迎会となり、手術室やICUの看護師さんたちは招いていない。しかし女医さんの多い麻酔科の会は華やかで良い。







U野先生は、大学評議員会で疲れ果てての参加だった。8名の新入医局員の名前を全て覚えて原稿なしでの挨拶には感銘を受けた。

自分は乾杯の音頭を取らせていただいたが、8人が入局した今、今年ではなく、常に23年後の発展・充実を考えねばならない。

 
 
しかし、女医さんたちは元気が良い。自分の娘よりも若いが、娘もきっと職場では元気よく働いていることだろう。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
ツーショットをねだられ??写したが、こっちが恥ずかしかっ               た。                          
会が終了し、青々とした芝生の庭園で記念写真を撮った。光量が足らず、今年も不本意な写りではあったが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こから新宿の花園神社に移動し、医局員全員と家族の健康と麻酔科の発展を祈願した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
二次会に行ったが、最初の店は待ち時間が長そうで、別の沖縄料理の店に行った。写真は二次会予定だった店の前で待つ新人たち。
三次会は結局「さつき」で、終電の時間も過ぎY本先生とタクシーで帰った。一週間ぶりの飲酒は心地よかったが、明日からは節酒をすることを誓った・・・。

週末も忙しかった

23日、上部内視鏡検査を終えこれまでの検査結果の説明を受けた。先日Bad Newsの伝え方に関するロールプレイをしていたので、落ち着いて聴いていた。胃粘膜の組織検査を受けたので、今日まではアルコールは飲めない。組織検査の結果は後日送られてくるという。
JR八王子駅まで歩き(今度は最短距離か?)東京行快速に乗った。三鷹で5歳ぐらいの子ども連れの方が乗って来たので、席を譲った。直ぐに降りますからと、少し離れたところに立ったのが間違いだった。
荷物を家にを置こうと、荻窪で降り改札口に向かった。ふと気づいた!衣類を入れたバッグを網棚に忘れてきたことに気付いた。早速事務所に行って事の顛末を告げ書類を書いた。家に帰ってきしめんぶっかけを食べたが、こんなに美味しいきしめんは初めてだと思った。写真は忘れ物になった銀の手提げバッグ。
病院で外来回診を済ませ、東京駅の忘れ物センターに電話した。詳細な質問があったのち、「届いていますので27日までお預かりします。」と言われた。早速取りに行き引き取った。

そのまま大手町まで歩いて、東西線、新宿西口で大江戸線に乗り継ぎ若松河田駅で降り、T女子医大に行った。オレンジバルーンフェスタの第13回実行委員会では「生活を見つめる」チームに入っている。強力なメンバーが加わったので、きっと面白いことになるだろう。自分は新しい川柳を披露し、2日目の午後からセミナーの司会をするので少し打ち合わせをした。写真は「生活を見つめる」チームのリーダーFさん。
24日、午前中実験室に行き敗血症モデルを一例作成した。既に―80で凍らせている敗血症マウスの肝臓組織のRNA測定をH先生と行う。実験ノートが少しずつ埋まっていくが、結果が出るのか不安あり。写真は実験中の写真でH先生撮影。








部屋に戻りU野先生と少しお話しして荻窪へ。荻窪駅北口ではハワイアンのパフォーマンスをしていたので写真を撮った。駅近くでK沼先生と偶然出会う。マンションに戻り、火災報知機の点検を待った。

2014年5月22日木曜日

一泊検診

T医科大に赴任して3年が経過した。この間定期検診は受けていたが、上部・下部内視鏡検査を受けていなかった。忙しいと言うより、自分で積極的に検査日程を組もうとしなかったからと思う。O原先生の紹介で、八王子の消化器専門の病院で一泊検査を受けることにした。前日朝は、長時間手術で燕三条駅近くのビジネスホテル泊りで、始発の新幹線で東京に戻り、一日指定された検査食を食べていた。写真は前日の夕食

荻窪駅からJRで八王子に行き、病院まで歩いた。どうやら遠回りしたみたいでギリギリで到着し、H院長診察の後採血、心電図、腹部エコーを済ませた。部屋に入って消化管洗浄剤2ℓと下剤(ラキソベロン1本)を2時間かけて飲んだ。その間ブログの写真をアップしたりと時間はあっという間に過ぎていった。
アップしていた。個室を予約していたが、特別個室が空いていたとのことで、予約した安い方の値段で移してもらった。広すぎる部屋だった・・・。

 
 
 
 
「〇レース0.9入りました」と言う声を聞きながら、不覚にもぐっすり寝ていたようだ。夕食もなくお腹は減ったが、なでしこジャパンが中国を延長の末に勝利したTVを観ることでいつの間にか眠りについた。

2014年5月18日日曜日

第15回がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会

15回がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会が51718T医科大学で開催された。17日土曜日は早起きして6時半ごろには大学に到着し、実験室で敗血症マウス作成に取り組んだ。全身麻酔をしたマウスと格闘すること6匹、済んだ頃にK谷さんから「あと8分で開会式です」との連絡があった。研究ノートに実施したことをしたため、会場に急いだ。

当日欠席者と遅刻者(20分以上遅れると修了書がもらえない)があり、26名の参加だった。自分は開会の挨拶、研修会の概要説明、がん性疼痛の評価と治療の講義、ワークショップのファシリテーターを担当した。各グループに分かれてのワークショップやロールプレイは、参加者の出身科の特徴や経験に裏打ちされた意見や模擬患者とのやり取りを聞くことができ楽しく勉強になった。KO大学との合同開催なので、午後からファシリテーターとしてKOの先生方3名にお手伝いいただいた。
 
 
帰り際、実験室のマウスを覗いた。元気なマウスと、あまり動こうとしないマウスがいたので、モデル作成はうまくいったかな?と思った。クリーニングを出したりルミネで夕ご飯の焼き鳥を買って帰った。

18日日曜日、朝から二日目の研修が始まる。先に寄った実験室ではM田さんが実験を始めていた。どうやら動きの悪かったマウスはかなりシビアな敗血症を呈していたようだ。

会場ではメンタルヘルスのM越先生の講義が始まっていた。今日は外部から緩和ケア、在宅医療をされている廣〇先生とE藤先生にお手伝いいただくことになっている。お昼休みにお二人と一緒にお弁当を食べた。これからもよろしく。

最後の呼吸困難の講義を担当し、終了式を迎えた。予定よりやや早く終了したので、参加者の皆さんには笑みがこぼれていた。
再び実験室に行って、実験結果についてディスカッションをした。科学研究費の中間報告のための書類作りをしてから家に帰ったが、午後10時を過ぎていた。ここから頑張って夕食を作った。自分を褒めようと思ったが、22日に検診を受けるのでアルコールに抜きにした。少し偉くなった気がする・・・。
写真はヘルシー夕食、ノンアルコール

2014年5月16日金曜日

第61回日本麻酔科学会


61回日本麻酔科学会が、51517日パシフィコ横浜を会場として開催された。15日木曜日、朝早く病院に寄り緩和ケアチーム病棟回診を済ませて横浜に向かった。午前9時過ぎには会場に着き、参加登録を済ませた(事前登録済)。T医科大学の後輩たちがポスター発表する展示会場に行った。先ずは緩和ケアのブースの発表を聴いた後に金〇先生の発表を聞き、



板〇先生のブースに行った。それぞれポスターの前に立ってもらって記念撮影をした。その他の時間には、痛みの遺伝子治療や小児の痛みに関するシンポジウムを聴くことができた。イブニングセミナーでU野先生の講演を聴こうと会場に行ったら、事前申し込みが必要(有料?)で入れなかった。

 
 
 
19時過ぎにT医科大学と関連病院の懇親会が中華街であったので参加した。発表の終わった後輩たちはいつものようにすっきりとした顔をしてはしゃいでいたようだ。

 
 
  
各テーブルを回って記念撮影をしたが、ビールも紹興酒もどんどん(胃袋に)消えていった。自分は荻窪から通うので二次会は失礼し(あったの?)帰宅した。

 
 
 
16日金曜日、午前中に石〇先生と西〇先生の発表があった。二人ともとても落ち着いて発表していた。ここを質問されると困るかな?と予想していた質問はなかった。

 
 
 
 
ランチタイムに日本ペインクリニック学会の用語委員会が横浜ベイホテルで開催されたので参加した。このような委員会では各地の教授、部長クラスの先生たちと知り合いになれるのでうれしい。用語集第4版の作成も佳境に入ろうとしている。委員会会場から観る外の景色があまりにもきれいだったので思わず写真を撮った。

 
 
 
午後からのポスター発表の井〇先生もなかなか堂々とした発表だった。このセッションの中では群を抜いて完成されているなと思った。

 
 
 
 
 
 
夕から大会で企画されている由紀さおりコンサートに行った。前から2列目の中央で聴き入っていた。彼女のヒット曲「夜明けのスキャット」は、高校生の頃深夜放送でしばしば聴いた懐かしい歌だ。撮影や録音は禁止なので、心の引き出しにしまい込んだ。

学会懇親会に登録していたので、懇親会に行った。T医大は中華街の北京にいっているじょうほうだったが、ここでは熊本大学麻酔科出身の先生方との交流をさせてもらった。同級生のM瀬、O津先生、サッカー部大先輩のO方先生、熊大ICUで頑張っているS島先生、沖縄で副学長として活躍しておられるS原先生、信州大学を定年退官して丸子で新しく救急部を立ち上げようと意欲に燃えるO元先生とゆっくりお話しすることができた。参加人数が多く、会場がいくつにも分かれているようで、メイン会場でないので催し物は音だけだったのは少し寂しかったが・・・。

17日の土曜日から「がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会」が2日間にわたってT医科大学で開催するが、その実施責任者なので中締め前に引き上げた。横浜に泊まっていればまだ飲めるかな?早朝ランできたかな?と思いながら。

2014年5月13日火曜日

ふらりと箱根

9日の「ない土」、美味しいカレーが食べたい!坂道を倒れるまで走りたい?という願望が強くなった。ネットで調べると箱根の湯本に「箱根カレー心」というお店があった。ナビの案内で1時間半ほどのドライブで着いた。この日は晴れており、御殿場から箱根に向かう峠の休憩所・土産品店の駐車場から富士山がきれいに見えた。




店は6テーブルとカウンターがある広さで、テーブルは一杯だった。辛口のチキンカレーを頼んだ。辛さはそれなりに辛くカレーも美味しい。野菜は茹でて後で添えたのだろうか?野菜にカレーは染みておらずむしろ甘く美味しかった。店の壁に、歌麿幻の大作「深川の雪」展が岡田美術館であるとのポスターが貼ってあった。お店の人に聞くと、強羅の近くにある美術館で割引券をくれると言う。即行くことにした。


美術館は広く、歌麿の三部作の「品川の月」や「吉原の花」のレプリカも展示されていた。しかし館内は撮影禁止で、カメラやスマートフォンは預けての入場だった。写真は岡田美術館の外壁






強羅には強羅公園の周囲から早雲山に向かっていくつもの急な坂がある。駐車場に車を停め、着替えて走った。夕方で涼しく何キロ走っただろうか。きっと体は絞られたと思う。写真は強羅の坂道




日帰り温泉で汗を流し東京に帰ったが、眠いこと眠いこと。途中のパーキングやサービスエリアで何回も休んだ。 写真はつつじが咲く別荘?


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0日は朝ランとブランチの後、ペインクリニック普及協会の社員総会に出席した。写真は普及協会での記念写真

11日、週の始まり。U野先生から、スーパーローテートできている6年生(スチューデントドクター)との食事会に誘われた。やっぱり焼き肉の食べ放題だった。ついつい食べすぎて、折角絞った体が膨らんだような気がする。この時の写真を撮るのを忘れた・・・。

12日火曜日。朝730分から初期および後期研修医に「緩和医療・緩和ケア」の講義を担当。麻酔導入を手伝い新潟へ。三〇町病院では珍しい脳腫瘍の手術だった。午後7時半過ぎの新幹線で東京へ。東京駅から中央線でそのまま荻窪に帰った。新幹線で締め切りの近い原稿をいくつか書くことができた。くたびれ果てた・・・。帰ると阿蘇スーパーカルデラのナンバーカードが届いていた。
写真はナンバーカードと三〇町病院のナースからもらったクマモン

2014年5月9日金曜日

実験とワンコインバーガー

連休明けの週は、やっぱりきつかった。水曜はH先生に敗血症モデルをつくってもらいMさんと実験に取り掛かったが、蛍光色素の感度劣化のためかコントロールとモデルの差がはっきりしない。
9日金曜日、実験中止になり麻酔科ICUで実習中の渡〇君と〇西くんと3人でさつきに行った。自分は仕事が残っているので若者たちが良く食べ良く飲むのを見守った。




中野坂上のワンコインバーガー(100円)の話しをしたが、二人とも知らなかった。ミンチバーバーとコロッケバーガーの二種類があり、朝食や昼食として食べ重宝している。

2014年5月6日火曜日

4日間で100㎞達成

6日、845ANAで東京へ。途中雲の上に富士山を発見し、シャッターを切った。東京の気温は13度で、少しづつ気温が下がっているという。荻窪に着いた時には小雨もぱらついていた。Y野屋で牛丼定食を食べてから帰った。





夕から、善福寺公園コース+αの9㎞を走り、連休中の走行距離は100㎞になった。ご褒美に大〇屋でビールを飲みチキンかあさん煮定食を食べた。これでは身体は絞れない・・・。