2008年1月19日土曜日

先輩

 医師としてもワイズメンとしても大先輩である朝○先生が召天された。昨日(1月18日)前夜式(通夜)に出席した。式はキリスト教式で行われたので、司式をされた牧師さんのお話しで朝○先生の生き様が良く理解できた。先生はシュバイツアーの本によって医師への道を志し、幼少期の教会生活や壮年期のYMCA・ワイズメンズクラブの活動を通して心するものがあり、クリスチャンとして洗礼(幼児洗礼は受けられていた)を受けられていた。
 10数年前大分ワイズメンズクラブの第一回設立準備委員会が大分市で開催された時のことを思い出した。朝○先生は事前に何回も大分を訪問されていた。私は大分にはサッカー部の先輩や後輩がいるので、紹介できたら良いな・・位の軽い気持ちで大分に行った。一回目の話し合いが終る頃、設立準備委員長を決めることになった。私は当時入会して2年少しの未だ新人だった。誰に決まるのだろうかと思い、朝○先生のお顔を見ていたら、私と眼が合った。あれっと思い、回りを見たら出席者全員が私を見ていた。朝○先生から、「それでは(たーさん)お願いいたします。」のお声がかかり、決定した。それから毎月3時間以上かけて大分に通った(帰りも同様)・・・ことを思い出した。
 ワイズメンズクラブでは、「人が役職を求めるのではなく、役職が人を求める。」という原則がある。そして求められた人は決して断らない。以来、本職でもその他でも何度も過分な役職が与えられた。朝○先生はこれからも天国から「たーさん」の成長ぶりを見守って下さることだろう。

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