2008年1月3日木曜日

新春コンサート

今日はいつの間にか?麻酔科当番医になっていた。とは言え、明日から勤務する臨床研修医のオリエンテーションで病棟を一緒に回診するつもりでいたので特に問題はなかった。
緩和ケア病棟では、米国ニューヨークから友達の見舞いにわざわざ来られたSteveさんがチェロ独奏ミニコンサート(バッハの作品を数曲)をしてくださった。中・近世ヨーロッパでは、このような音楽に合わせて紳士淑女が舞踏会でダンスを楽しんでいたのだろう。ボランティアのリアさんが上手く進行をしてくださった。10床定員の緩和ケア病棟に現在9名が入院されているが6名がわざわざ会場の談話室まで来てくださった。Steveさんは歩行器+楽器入れを臨時譜面台にしたてての演奏だった。緩和ケア病棟は非日常の時間が流れるが、ボランティアの皆さんが日常の香りを持ってきて下さる。感謝。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Steveさんのチェロは、前回、来日された時(たしか昨年の7月頃)に聴かせて頂いたのですが...またこのようにSteveさんに会えるとも思いませんでしたし、こうやって自宅で、それもたーさんのブログを通じて聴けるとは思いませんでした。ちょっと感動...です。