2012年2月26日日曜日

東京マラソン2012大会

8時前に日比谷公会堂2階に着くと、既にランニングドクター(RD)たちは集まっていた。すぐに赤い帽子、医師と書かれた赤いビブスとゼッケン、荷物を入れる袋が配られた。自分は34.40名中34番目の走力と言う意味か?写真は出発前の全員での記念写真。
荷物を袋に入れ、9時20分には日比谷公園沿いの道路に向かった。最初は車いすマラソンのランナーが通過して行った。日比谷公会堂の前にBMWの自転車が数台おいてあったが、それらはAED自転車班に利用されたようだ。
9時30分過ぎに外国の招待選手とペースメーカーの一団が通り過ぎた。日本人選手はだれもいない。100m以上遅れて日本人選手を含む第二集団が通り過ぎた。



熊本の松〇さんからメールが来た。日比谷駅に一家で来られたようだ。息子さんが首都圏の学校に入られたので、一家で東京を楽しみに来られたという。その中に自分の激励も加えていただいたのだから、感激以外の何物でもない。


また阿蘇スーパーカルデラの仲間である高〇さんも応援に来てくださった。自分は10㎞地点の日比谷公園から10時50分にスタートする。一緒にスタートするS先生やゴール地点で待ってくださるRD責任者のK先生とも記念写真を撮った。
東京の大通りを走るのは気持ちが良い。
17-18㎞地点で心停止患者発生、自分が現場に来たときは既にAEDで心室細動は改善し意識回復したようだった。先にスタートした仲間のRDが付き添い救急車の到着を待っていた。
浅草に向かう途中東京スカイツリーが良く見えた。

この辺で折り返してくる前任の病院からの走友の清〇さんと出会う頃だな・・と思っていたら、向こうから見つけてもらって声をかけてもらった、。お互いに写真を撮りあった。
RDらしく、きつそうな表情のランナーには「大丈夫ですか?」と声をかけた。大抵、「大丈夫です、ありがとうございます」の返事があった。外国人のランナーには。「Are you OK?」「I'm all right, thank you.」「Keep your pace, enjoy!」の会話で話しては別れた。沿道からは「ドクター頑張れ!」の声援が思いのほか多くかけられた。
30㎞過ぎで体温低下で震えて吐き気を訴えているランナーがいた。意識ははっきりしているので軽症と言ってよいのだが、数100m前の救護所で気分が改善したからと言って走り始めたらしい。しかし、今回はもう走れないと言う。救急車を要請したが、軽症患者は民間救急車、中等症以上(入院治療が必要)は消防局の救急車が原則対応することを知った。
豊洲駅近くで、ひかりちゃん一家に出会った。わざわざ応援に来てくれていた。寒かっただろうに、ありがとう。これでまた元気が出てきた。
ゴールには15時7分過ぎに到着した。32㎞を4時間17分で走ったことになる。ただし患者対応の時間も入れている。キロ8分ペースはまずますと納得した。
RDとしての対応の報告書を出し、着替えて打ち上げ会場に向かった。昨年の10月に会場予約を申し込んだそうだ。飲み放題だったが、ビールが美味しかった。写真は打ち上げが終わって会場玄関前にて。
りんかい線、JR山手線で新宿に行き、U先生とさらに夕食??となった。U先生は明日の午後から学会で出張なのでその間のことについての打ち合わせ。当然のことながら満腹で帰宅した。
東京マラソンから学ぶことは多い。熊本城マラソンも日本を代表する人気の高いマラソンマラソン大会に育てなければならない。それにしても、T医科大学の皆さんは寒いからだろうか?誰とも会わなかった・・・

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

たーさん14kmの高輪郵便局にいましたが、判りませんでした。
すごい人数で、歩道側に走しているドクターは30番までわかりましたが、ごめんなさい!
でも今日は満腹でお帰りだそうなので安心しました。 例会の借りが出来てので、1度で意図したいです! 明日の夕方は如何ですか!新宿で、 電話します!やーさん

ClinicalEngineer@krmc さんのコメント...

3万6千人の中からお会いできたのは奇跡的でした。日比谷公園付近では電話しても再会ならずでしたのに。
集中治療医学会ではお会いしませんでしたが2日目夜はこれまた偶然、あまりの寒さにAホテルの温泉に浸かって帰りました。そのとき19階にいらしたのですね。

たーさん さんのコメント...

やーさん
私も品川周辺ではランナーの顔色を見るより、やーさんを探しておりました。失礼いたしました。多分、美人のランナーに話しかけた時、反対側におられたのでしょう。

CE@krmcさんへ
いやー奇跡ですね。あまりの参加者の多さにびっくりされたことでしょう。また学会時の大雪と東京は何が起こるかわかりません。ところで地震に気づきましたか?