2012年3月17日土曜日

金曜日と関連病院会議

今週こそは平穏な金曜日を!と念じていたが、午後3時過ぎに緊急開頭血腫除去の申し込みがあった。まれな血液凝固障害があり、急速に意識障害が進行しているという。別の緊急手術に準備していた部屋を提供し、チームを組んだ。。検査部の医師からのアドバイスで、同時進行で血漿交換もすることになった。
麻酔班、カテーテル挿入班と臨床工学技士さんの血液浄化班。看護師さんは血液準備や手術準備にてきぱきと仕事を進めた。手術は無事に終了したが、意識の回復が得られるかは経過を診ないとわからない。患者さんがICUに移ったところで、未だ5例の手術が残っていた。午後7時になり2例の手術が終了したところで、当直医・残り番チームに後を託して関連病院会議会場のHホテルに向かった。写真はスタンバイとなった血漿交換の器械と回路。
食事をしながらの会議なので、良く意見が出された。隣に座っておられたT中央病院の畑〇先生は、資料の配布や焼〇の注文など自分に気を使ってくださり恐縮した。1年前までは自分もそのような立場にあったのだな・・と思い出した。会議が終わり、数名で医局に戻った。意見交換の続きをしたが、ここでは「むさしの想ひ」が役立った。

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