2008年12月28日日曜日

夜回り先生講演会と手術室忘年会

12月26日(金)は熊本YMCA創立60周年記念講演会があった。講師の水谷修先生は夜回り先生として知られる。この日は外来や入院患者さんの回診などで講演開始時間の午後7時過ぎに病院を飛び出した。途中から講演を拝聴したのだが、水谷先生のお話しに引き込まれていった。「何故命が大切なのか?人を殺したり、自殺をしたらいけない理由」について、太平洋戦争末期の沖縄戦でのガマ(防空壕)で幼子を守るために命を盾にした大人の話し、原爆投下された広島で子どもを守るために自らの体を盾にした親の話しをされながら、「命を永らえるために多くの人たちが努力を継続してきたのが、私たちの命」であることを話された。私の近くに座っていたヤンキー風の若者は、途中まで足を前の椅子に投げ出して聞いていたが、この話になって次第に足を下ろししっかり座った。家に帰り、食べ損ねていたお昼の弁当を感謝していただいた。
 12月27日(土)外来終了が14時、病棟の患者さんを診ていたら17時を過ぎた。教会の会員さんが入院しておられる病院にお見舞いに行った。闘病期間も長く、心電図モニターを着けておられた。はっきりとした口調で病気のことを話してくださった。二人でお祈りをして別れた。
 そして忘年会会場へ。この数年、手術室忘年会でご馳走を最後まで食べた記憶が無い。去年は、二次会に行く途中で「ここの料理は品数が少なかったね・・」と幹事に言ったら、「途中から寝てましたよ。締めの挨拶の時に目覚められたようですよ・・・」と言われた。今年はそんなことが無いようにしようと硬い決意で参加した。が・・・・挨拶は短めに、患者さんを紹介下さった会員の先生方への感謝を述べた。隣に座った石○先生が日本酒を勧めてくれた。これで今日の運命が決まったようだ。余興も楽しかった。こんなに忙しかったのに何時何処で練習したのだろうか。確か茶碗蒸しとにぎり鮨までは食べた。デザートは覚えていない。気が付いたら、二次会会場から出て、代行に乗せられるところだった。メガネの左側のツルがない!・・・目が覚めたら28日の朝だった。記録をまたのばした。

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