2012年8月5日日曜日

JAMセッション

8月3日金曜日、ローズガーデンホテルで「JAMセッション」(新宿区にある大学病院麻酔科から症例を持ち寄ったり、情報を交換し合う勉強会)が開催された。今回からこの会は専門医試験を目指す麻酔科医のために、テーマの選択や発表にも一工夫いたしましょうということになった。
T医科大学からは「大量出血時の輸血戦略」をテーマにM岡先生が発表。厚生労働省の輸血療法のガイドラインを解説しながら、凝固因子の補充や止血機能に焦点を当てると、このガイドラインがいかに厳しいものであるかを解説してくれた。専門医試験のこの領域に関する問題2題の解説も含めての講演でわかりやすかった。

この会は気取らずざっくばらんに意見を出し合うが売りではあるが、M岡先生のキャラクターそのままのフレンドリーな発表は、座長のU野先生を少しばかり困惑させていたような気がした・・。写真はU野先生とコメンテーターのS根先生。
K大学の先生の発表は、大量出血・大量輸血後にはアルカレミアは生じにくいという内容で、教科書へのアンチテーゼであったが、濃厚赤血球の保存法や最近の輸液療法などの変遷などの解説なども加わり面白い内容となった。
厚〇病院のS井先生を誘ったが、S先生も興味を大いに持ってくれたようだった。情報交換会の後ふたりでさつきに行き二次会をしたが、やはりS根先生が登場してフォローしてくれた。

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