2013年4月9日火曜日

大邱琴湖(テグクモ)クラブ交流報告 

熊本むさしクラブの国外兄弟クラブ大邱琴湖(テグクモ)クラブの20周年を祝い、交流を深める目的で、若杉会長、入佐夫妻と自分の4名が韓国を訪問することになった。また大邱YMCA医師蹴球団との交流日程を直接話し合って決めなければならないので丁度良い機会となった。
46日、爆弾的低気圧襲来の合間を縫うように、JAL720分羽田発で福岡へ飛び、福岡からKE115分発でプサンに向かった。金浦空港には3名の琴湖クラブのメンバーが待っていてくれた。あいにくの雨だが、56分咲きの桜がきれいだ。
新しくできたという高速道路を北上し、チョンドに立ち寄り、韓国の川魚料理で昼食を取った。チョンドは闘牛と柿で有名な地域だ。以前ドクターサッカーの交流試合がこの地で開催されたことを思い出した。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

折角だからと、予定になかった闘牛場に向かった。丁度闘牛の真最中で大きな牡牛同士が頭を突き合わせて組み合っていた。力の入った熱戦だったが、制限時間内に決着がつかず引き分けになった。戦いが終わった後の牛は精魂尽き果てた様子で、歩いて戻る姿が痛々しかった。戦った牛は二か月間の休息を貰うというので安心した。



このまま大邱琴湖創立20周年記念式典が開催される会場のマリオットホテルに行った。次第に雨が強くなり、気温が冷えてきた。1年ぶりや数年ぶりに会う懐かしい友人が大勢いて旧交を温めあった。丁度今秋に日本で開催するドクターサッカーの新団長が訪問してくれたので、秋のスケジュールを話し合った。Face to faceだと、誤解がなくてよい。928日(土)に熊本で懇親会、29日(日)に山鹿後藤グラウンドでの親善試合が決まった。


我々はメインテーブルに座った。最初にバイキングの料理を取りに行きテーブルに戻ったところで食べ始めた。どうやら食事は自由に開始してよいようだ。途中テーブルの皆と乾杯をした。お腹が満足したころから20周年記念式典が始まった。YMCAサポートクラブらしく、一部が記念礼拝で二部が記念式典になっていた。一部では牧師さんの説教があったのには感銘を受けたが、内容は分らなかった。二部では区の代表や国内兄弟クラブ(群山クラブ)やスポンサークラブ(大邱αクラブ)の代表の挨拶があった。
国際兄弟クラブむさしクラブ若杉会長の挨拶は、途中まで韓国語で皆さん喜んでおられた。記念品交換が行われたが、熊本からはくまモングッズ(何かは知らないが)を贈ったようだ。最後は皆で記念写真を撮って二次会のお茶会に移動した。
皆さんコーヒーやお茶を注文し、クリームやチーズを乗せたフレンチトーストのようなものを食べている。この食欲がすごいパワーを生むのだろうと感心した。


ホームステイ先のキムさんのアパートは、32階建てのマンションの22階。見晴らしもよく、中は豪華そのものだった。20畳位の広いリビングの横にはダイニングキッチンがあり、ほかに4つ部屋があるという。日本でいうならば億ションだろうか。仲間が集まってきてワインパーティーになったが、明日のことを思い、飲むのは控えて3杯だけにした。

 
 

翌朝6時から、長男さんを誘って近所をジョッギング・散歩した。彼はアメリカに留学していたことがあり、流暢な英語を話す。娘さんはKorea University医学部の3年生で英語が堪能。小さい時から習っていたらしい。奥さんの李さんは昔日本に留学しておられ、日本語が堪能なのでコミュニケーションに不自由はしなかった。現在慶尚北道の副知事をなさっており、朴新大統領とも親しいそうだ。自分もすごい人脈を持ったものだ。
朝は李さんの手料理をご馳走になり、集合場所に向かった。
各家庭にステイしたメンバーと琴湖クラブ会長夫妻、キム・ヒーハンさんの7名で高速道路をドライブして釜山に向かった。

途中のドライブインでは干し柿を食べ、釜山のチャガルチ市場で昼食で魚料理やチジミを楽しんだ。
 
 
 
 
 

国際市場を散策して金浦空港へ。こうして熊本むさしクラブのIBC交流は無事終わった。この間日本は爆弾低気圧の影響で大荒れだったようだが、我々は一日目だけは雨だったが二日目は天気に恵まれた。心配していた北朝鮮の政治的な緊張は、韓国に滞在中まったく感じなかった。琴湖クラブの皆さん、お世話になりました。カムサハムニダ!!
 

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