2013年2月23日土曜日

第42回日本慢性疼痛学会


2月22、23日と京王プラザホテルで日本慢性疼痛学会が開催された。O瀬戸会長を中心とした準備状況をこの一年間間近で見させていただいた。これほどまでに打ち込めるのか、その集中力と周囲への気配りには感動すらした。
 
 
 

自分には、「がん長期生存者と遷延する痛み」というテーマでシンポジウムを企画しませんか?と発表の場を作ってくださった。アンケート作成には、一緒に座長をすることを受けてくださった京都○立医大の〇川先生やO瀬戸先生からアドバイスをいただいた。痛み治療の専門医1000名へのアンケートの発送、外来スタッフや秘書のS田さんには大変お世話になった。アンケート結果の打ち込みこそ自分でしたが、受け取ったアンケートの管理は〇田さんがきちんとしてくれた。写真は控室から見た東京都庁。



さて、開会の挨拶では、O瀬戸先生は学会準備や運営に協力してくださる全ての皆さんへ感謝の言葉を述べられた。
オープニングの招聘講演は「医療者のパフォーマンス学」と題して佐藤先生のお話を拝聴した。1分間で266文字分話すことができる。顔の表情を2秒間見ると相手の性格を判断してしまう。患者さんは観者さんになっている。など今後の臨床や発表に活かせることが多く勉強になった。
二人一組になって「ほめほめゲーム」をした。O瀬戸先生と組んだ。自分は先生のこれまでの学会準備や開会の挨拶を受け、先生の人柄の素晴らしさや仕事に対する凄さを話した。O瀬戸先生も自分をほめてくださった。思わず涙が出そうになった。写真は22日朝の受付準備風景。
昼休みの時間、シンポジウムの打ち合わせをした。シンポジウムで発信するメッセージを皆さんで確認した。これまで日本ではこのような発表はない。我々はパイオニアになろうとしている・・
さて、シンポジウム開始直前、〇川先生から、先生の略歴は?と聞かれた。シンポジストの紹介は慣例で行うが、「時間がもったいないので、所属だけを紹介いたしましょう」と申し上げた。実は略歴を各シンポジストに問い合わせることを忘れていた・・。
自分の発表時間をなるべく切り詰め、討論の時間を確保した。

メッセージは伝わった。終了後、参加された先生たちからお褒めの言葉をいただいた。少しだけ肩の荷が下りた。
教育セミナーでは熊大の〇代先生が模擬診察を交えた講演をされた。彼の師匠の細〇先生は心療内科医で慢性痛の診療研究を積極的にされている。教育セミナーを終えて記念写真。

情報交換会では、熊大出身の先生方をはじめ、多くの先生方と話すことができた。写真はペインクリニシャンの先生たちと。







会にはI藤先生のジャズカルテットが華を添えてくださった。写真は熊大関係の先生たちの中に、なぜか乱入してこられたI藤先生。






会の中締めが終わり、残った皆さんと記念写真を撮った。このようなアットホームな学会はあまりない。

23日、午後からは自分が代表世話人になっている「神経ブロックEBM研究会」が開催された。特別講演に先生方との打ち合わせでは、話す内容を紹介していただいた。前もってじっくり聴いておかないと、座長などできないような奥深い内容だった。活発な討議もあり、一般演題に移った。一般演題は3題でいずれも東〇医大からの発表だった。最後の「トリ」が自分の「疫学研究に関する倫理指針」で、これもO瀬戸先生から勧められた発表だった。全ての発表と関係があり、皆さん活発に意見をくださったのでうれしかった。

最後の情報懇親会では、医局員も皆集まってきた。ほっとして笑顔にあふれていた。O瀬戸先生には秘書の嶋〇さんから花束が贈られた(サープライズ)!

KO大学の橋〇先生と特別公演をされた川〇先生を「さつき」に招待した。たくさん食べていったので、ヘルシー豪華4点セットで締めくくった。明日の東京マラソンでは走らないので、心地よく焼酎を楽しんでいた。帰りはちゃんとして帰ったはずだ。

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