2011年10月9日日曜日

第35回日本死の臨床研究会年次大会

死の臨床というと「ギック!」とするが、人がその人らしく最期の時を迎えられるように支援する臨床学と言えばよいだろうか?
今日から2日間千葉の幕張メッセで開催される。3月に熊本で特別講演をお願いした高〇先生が実行委員長であることや、大学の麻酔科学講座に一人ぐらいはこの領域に興味を持つ人材がいないと申し訳ないと思い、内心ウキウキと参加した。
今朝は早起きして近所の妙正寺川沿いを4.5㎞走りシャワーを浴び、気合を入れて家を出た。
特別講演やシンポジウムなど興味深い内容が目白押し。会長講演は会長自身の自己紹介、何故緩和ケア医になったのかから始まった。3.11の時18時間新幹線にトンネル内で閉じ込められたことなど、自分の死を意識した体験など、興味深く拝聴した。
日野原重明先生は「90分間立ったままでの講演。原稿用紙を手に持っておられるがほとんど見ることなく、よどむことなくお話が進んだ。2020年までのスケジュールを入れておられるとか、講演終了後100 歳の誕生日(10月4日)を祝い、聴衆全員でハッピバースデイを歌うサプライズがあった。第一日めで参加者が2544名+αで、年々増えている。熊大からポスター発表の吉〇先生とも会え、ポスターをゆっくり見せてもらった。
小児緩和ケア・レスパイトケアのシンポジウムでは、在宅小児医療への取り組みも発表された。熊本の緒〇先生は小児の在宅人工呼吸の診療を長年続けている。熊本ではどうだったかな・・と結びつけながら聴いていた。
懇親会に暫く出席し数名の先生たちと話すことができた。写真は左から林会長、高宮実行委員長、小松会長を懇親会にて撮影。熊本からきている昔の同僚の今〇先生と薬剤師の〇谷先生と場所を変えてお話をした。皆さんは今日はホテル泊まり、自分は小雨の中、京葉線、大江戸線、西武新宿線と乗り継ぎ帰宅した。
途中、不要の受信メールを整理していたら間違って3つ残してすべて消えてしまった。送信記録は残っているが、送ってもらった桃ちゃんと、ひなちゃんの写真が消えたので暫く涙を流した。
気持ちを切り替え、明日も早起きして幕張に行く!

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