2008年11月15日土曜日

災害医療福祉訓練と役員会

11月15日熊本地区の災害医療福祉訓練が行われた。8時30分に熊本市を中心にM7.2の地震が生じ、多数の傷病者が地域医療拠点病院に殺到するという設定だ。各医療機関は、熊本市の対策本部との連絡を密にし、医療スタッフの確保、傷病者の治療・収容・高次医療機関への搬送を行う。

 7回にわたる実行委員会と、過去2回の経験からポイントはいかに手際よくトリアージを行うか、軽症者は建物に入れない。動線はシンプルに。今回は声かけ「心配要りませんよ。大丈夫ですよ。etc」や痛み対策(鎮痛薬の投与)は特に注意した。現場から続々くる報告を本部のホワイトボードに書き込んでいく。軽症者が中等症にかわったり、重症が中等症に変わったりする。見落としが無ければよい。何人救えるかの勝負。予想に反して予定時間より前に終了し、検証に来られた○○熊本地区病院の方を交えて反省会を行った。

 反省会の後、外来患者さんと入院患者さんを診て、阿蘇に向かった。熊本YMCA阿蘇キャンプでワイズメンズクラブ国際協会西日本区の役員会が行われる。開始時間に若干遅れたが、自分の発表には間に合った。こんなに熱心に協議できるのか・・と思うほど皆さん真剣に議論される。また皆さんの博識には驚かされる。討議の後は白雲山荘で温泉を楽しみ、さあ懇親会だ。14年前熊本で開催された第1回西副区大会の模様がDVDで紹介された。


食事もキャンプ場(研修会場)でこんなに良いの?というくらいの美味しい豪華な料理が並んだ。差し入れの日本酒、ワイン、焼酎が次々に飲み干されていった。いつものことなのだが、翌朝メインホール(懇親会場)に敷かれた布団で目を覚ました。





 折角なのでもう一つ紹介。11月14日麻酔科の研修医が熊本ペインクリニック研究会で発表したこと、後○先生が特別講演を無事おこなったこと、救急救命士の光○さんが無事実習を済ませたお祝いで打ち上げ・ご苦労さん会をした。明日が災害医療訓練なので深酒しないように・・と思ったが、やはり飲みすぎた。楽しいことが重なると酒がすすむ。

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