2008年11月30日日曜日

地域ホスピス・緩和ケア研修セミナー

日曜日にも係らず70名近くの参加者を得て「地域ホスピス・緩和ケアセミナー」を熊本地域医療センターで開催した。主催者はうちの病院と、(財)日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団。開会のご挨拶とファシリテーターのお手伝いが今日の仕事。早朝から会場作りと受付準備、午前9時に主催者挨拶をする。
 写真は主催者挨拶をする筆者

 内容は、①がん性疼痛の評価と治療、②疼痛事例検討(グループディスカッション:GD)、③呼吸困難の評価と治療、④コミュニケーションの方法(悪い知らせを医師役、患者役、その評価者の3名一組でのロールプレイ)、⑤看取りの次期のケア(GD)、⑥地域医療と療養の場の選択(GD)と密度が濃い。黙って聴いていれば良いというセミナーでなく、自分から参加しなければならない。 写真はGDの模様
 今日の参加者やスタッフは平成19年4月に策定されたがん対策基本法にある緩和医療が早期から適切に実施され、また居宅でがん医療の提供をうけ、そのための連携協力体制を確保するためにこのセミナーに進んで参加されたのだから、モチベーションは高い。
 17時過ぎにセミナー終了。後方付けをし、病棟に入院中の患者さんを診て指示を出していたら18時を過ぎてしまった。明日から12月だ。忘年会は慎まなければ・・・

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