2008年5月18日日曜日

家族会


無事熊本麻酔専門医会総会を乗り切った。宿題も幾つか抱えたが、とにかく良かった。7名も新入医局員があったので、会員の皆さんもご機嫌が良かったのも追い風・・・か。


写真は退職記念講演をいただいた、M先生と同期のU先生



写真は教え子?いいえ元同僚?








ここまでは5月17日



今日5月18日は娘が登山に行く日なので、7時までに集合場所に送った。病院に行き、7時半から8時20分まで白川べりをゆっくり走った。熊本駅前の朝市に行ったが、すでに片づけが終わるころだった。

研修医のK先生と緩和ケア病棟のスタッフミーティングに参加し病棟回診を行った。麻酔科入院患者さんの横に座って話しをする。休日でないとなかなか時間が取れない。


10時半からの教会聖日礼拝に久しぶりに出席した。前横浜YMCA総主事の山○さんから『爽風』とタイトルのついた随筆集をいただいた。山○さんが総主事時代にYMCAニュースに毎月書かれていた文を本にしたもので、退職時にプレゼントされたという。この中には、詩、聖句、唱歌の歌詞なども紹介されている。読んでいるうちに今日の午後予定されている家族会(緩和ケア病棟でなくなられた患者さんのご家族と、故人を偲び思いを語る会でご家族のケアとして年2回開催している)で紹介したいと思う詩があった。


『秋の瞳』八木重吉から
かなしみは しづかに たまってくる
しみじみと たまりたまってくる
わたしの かなしみは
ひそかに だが つよく
透きとほって ゆく

写真は家族会終了後の集合写真



一年前私が担当した患者さんのご家族と、プライマリーナース
大変つらい時期を過ごされたのだが、今も家族のような気持ちで接することができる。

それぞれ就職や進学をされたという。頑張れ!




『風の旅』星野富弘から 悲しみをこえて
喜びがあつまったよりも
悲しみが集まった方が
しあわせに近いような気がする
強いものが集まったよりも
弱いものが集まった方が
真実に近いような気がする
しあわせが集まったよりも
ふしあわせが集まった方が
愛に近いような気がする

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

星野富弘さんの詩!・・・大好きです。
「不慮の事故で手足の自由を奪われ、9年間に及ぶ入院生活・・口に筆をくわえて絵を描き始め、キリスト教の洗礼を受ける。」
神様が星野さんに詩画集を描かせるために、手足の自由を奪ったんだ!とさえ感じました。”絶望”と”悲しみ”を乗り越えた言葉・・・感動!!です。
すももが一番好きな星野さんの言葉、
「辛いという字は幸せに近い」
「辛い」を乗り越えてこそ、真に「幸せ」を実感できる。「辛い」が自分を鍛え、力を身につけさせてくれる。「辛い」から逃げず、しっかり向き合ってこそ「幸せ」になれる。
と、星野さんに教えられ、何度も”悲しみ”を乗り越えられました。(T_T)
「悲しみの意味」詩 星野富弘
 冬があり 夏があり
 昼と夜があり
 晴れた日と
 雨の日があって
 ひとつの花が咲くように
 悲しみも
 苦しみもあって
 私が私になってゆく
・・すももがすももになってゆけるかも?!(*^_^*)