結婚式披露宴

5日、乾杯の挨拶は2分15秒で行う。何度も何度も繰り返した。これなら途中アドリブを入れても2分30秒以内に収まる。会場のパレスホテルには東京駅から歩いて10分。一度入ってみたいと思っていたホテルだ。2回の宴会場のカーテンを開けると、目前に新緑で清々しい噴水公園や皇居が見える。

新郎は入局2年目の医局員で新婦はＴ医科大麻酔科で医科麻酔研修をされた歯科麻酔科医。新婦のお父様が高校の後輩という縁で、乾杯の発声を引き受けた。Ｕ野先生の挨拶は格調高く示唆に富む。

乾杯の発声前に、2分30秒の挨拶をした。声高らかに「乾杯！」。早めの出番で気持ちは軽くなり楽しくなってきた。

上手くフラッシュを使わないと逆光になる。新婦は借り物の（司会者が紹介した）1億6千万のアクセサリーを付けている。もともときれいな女性なので女優さんではないかと思うくらい輝いて見えた。新郎の良さは控えめで優しいところ。この二人はきっと素晴らしい家庭を築くだろうと確信した。

パレスポテル東京の料理や飲み物は洗練されており、これまで参加した結婚披露宴でも思い出に残る披露宴になった。