2013年3月1日金曜日

第40回日本集中治療医学会


第40回日本集中治療医学会が2月28日~3月2日まで信州大学医学部救急集中治療医学講座岡元和文会長もと開催された。
岡元先生は熊本大学時代一緒に仕事をさせていただいた。会長講演では40年間の集中治療の歴史を紐解き、常識はいつか非常識になる可能性があることや治療の非侵襲化が次代の方向になるだろうと話された。
 
 
 

S根先生の発表を聴きに行った。可逆性後白質脳症症候群に関する発表だった。直前の発表も同症候群についての発表だったので、よく理解できた。
信州そばのおもてなしコーナーで無料の信州そばをとご馳走になった。
教育セミナーとパネルディスカッションではECMOの勉強をした。Bartlett教授の話しを25年ぶり拝聴した。ずいぶん年をとられていた。恩師の森岡先生や膜型肺の開発者Kollobow先生と一緒に写された写真を示された時は当時の臨床や実験のことを思い出し懐かしく思った。

臨床工学技士のK岡さんが、うちのICUで救命したECLAの症例報告をしていたが、S根先生にお願いして U野先生が加納先生の座長で教育講演をされるので聴きに行った。
 

何回も聴くたびに理解が新しく深くなる。イブニングセミナーでは「神経集中治療ガイドラインキックオフ」を拝聴した。演者の皆さんが熱心に話され、医療・医学が動いていると実感した。
熊本からも多くの先生たちが参加しておられた。E島先生は次年度から名古屋大学救急医学の松田先生のもとに国内留学をするという。是非頑張って欲しい。
U野先生やS根先生と一旦松本駅に行き、近くで食事をしようと歩いていたら、福島県立医大の田勢先生とお会いした。一緒に食事をしましょうとのお誘いは喜んでお受けし、福島の救急医療学講座の皆さんとも親しくお話しできた。

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