2009年2月6日金曜日

真夜中の緊急手術

 5日21時過ぎに自宅に帰える途中携帯がなった。停車して受けたら緊急手術の連絡だった。急性腹症でかなりリスクの悪い患者さんだった。御家族に50%の可能性(50%の確率で手術室で亡くなる可能性があること)を説明した。手術をしなければ助からないことも説明した。
 手術は2時間以内に無事に終わった。全身麻酔を一旦は醒ましたが、バイタルサインが落ち着かないので集中治療室ICUで鎮静を保ち人工呼吸のまま観察することにした。ICUでひとまず落ち着いたのが6日の午前3時だった。2日連続麻酔科当番なので帰らずに病院に泊まることにした。指導している研修医も頑張って最後まで残った。凄い根性だと思い、「タフだね。」と誉めたら、「先生ほどではありません・・」と返事がきた。そうかも知れない。今朝は何処で走ろうか??
 「真夜中に 節分残りの 豆を食べ」
 
 

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