2012年10月3日水曜日

看護学校講義

2ヶ月前に看護学校一年生の講義を依頼された。少しずつ準備をしていたが、8割方できたところで安心して放っていた。昨日思い出し、新潟への往復新幹線の中と昨日中に突貫で仕上げて学校に資料をパワーポイントで昨夜作り送った。
今日は手術室リーダーの日でバタバタしていたが、M岡先生に留守をお願いして看護学校に行った。新宿御苑前で丸の内線を降りて、学校に向かった。小雨が降りだしていた。 

しばらく控え室?で待って、前の授業を担当された救急救命センターのO田先生から出席簿を受け取った。初めての講義なので自己紹介もするように依頼されたので、パワーポイントの3枚目には自己紹介のページを作っていた。
85名を前にして、講義を始めた。午後の2時限目だからだろうか。全く机にうつぶせになっている学生が2名いたので、近くに行って「気分が悪いなら保健室で休みなさい。」と言ったら起きて「大丈夫です」と授業に参加してくれた。
教室の中を3回まわった。一人ひとりに質問するように心がけた。途中でクイズも出した。朝日新聞の天声人語に載っていた、「男の顔は履歴書」では「女の顔は〇〇書」の質問に、一人だけ答えた学生がいた。正解は「請求書」なのだが・・・。
今回の講義は、学生さんが集中治療の看護に興味を持ってもらうこと。「 集中治療室では、看護力を伸ばすことができる、看護力を発揮できる。集中治療室は、看護師にとってやり甲斐のある職場」を授業のまとめとした。
学生さんが一番輝くのは、話しが横道にそれた時(今回は男の料理、どのラーメンが一番美味しいか?そして定番の阿蘇スーパーマラソン100km)と試験予想問題に迫るコーナーだった。ほぼ全員が最後まで熱心に授業に参加してくれたのは嬉しかった。病院に戻り、午後8時が過ぎた。4例残っていた手術のうち、3例が次々に終了した、残りの症例は、ICUで集中治療下におかれる。
今回の講義に際し、貴重なアドバイスと写真撮影に協力していただいたT医科大学集中治療室の看護師さんたちに感謝。
写真はあとで

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