2016年1月10日日曜日

がん医療に携わる医師に対するコミュニケーション技術研修会

910日。大森にある東邦大学看護学部で開催された、「がん医療に携わる医師に対するコミュニケーション技術研修会」に参加した。オリエンテーションと講義のあとは、ロールプレイを通して、コミュニケーションの技術やあり方を学ぶ。


ファシリテーターのY先生とT先生の的確なアドバイスや参加者とのディスカッションで「治療困難ながんの告知」、「がんの再発や転移の告知」、「治療中止の告知」などのテーマに挑む。ロールプレイの患者役は筑波SPStimulated Patient)のメンバーで医師の対応に応じて反応を変えていくプロフェッショナルが務める。
Supportive environment (サポーティブな環境設定)、How to deliver the bad news (悪い知らせの伝え方)、Additional information (付加的情報の提供)、Reassurance Emotional support (安心感と情緒的サポートの提供)の英文大文字をつないでSHAREという効果的なコミュニケーションを実践する。

独りよがりのコミュニケーションから、少し良い方に変わっていく気がした。学生への患者学の講義にも活かせると思った。

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