2013年6月16日日曜日

第一回東北お遍路杯福島・相馬復興支援マラソン

第一回東北お遍路杯福島・相馬復興支援マラソンに参加した。土曜日に盛岡から仙台に移動した。相馬のNさんが車で仙台駅まで迎えに来てくれた。松島観光をしましょうとのことで連れて行ってもらったのだが、最終遊覧船出発の16時に間に合わなかった。

しかし、強運というか、団体参貸し切りの中型遊覧船に便乗できるという。ふつう50分で大人一人1500円のところ、30分短縮遊覧観光で1000円だそうだが次に来る機会のことを考えると当然OKとした。 風に浸食された小島が多くあるが、この小島が大震災の津波の被害を最小限にしてくれたという。
相馬のNさん宅は、2年以上前にもお世話になった。Nさんのお母様の相馬地域の地産地消田舎料理は美味しい。わざわざ馬刺しまで準備してくださったが、馬刺しを食べる習慣があるのは、熊本、長野、福島のようだ。土曜日の夕から雨が激しくなった。
日曜朝、まだ小雨が降り続いている。IHI事業所のグラウンドを会場として、一周5㎞のコースを二周する。Nさんは地元の看護学校の先生を4月からしておられるが、生徒さんにも呼びかけて救護班として参加されている。


開会・閉会式が行われるグランドは昨日からの雨でぬかるんでおり、一台のトラックがぬかるみにはまり込んだ。自衛隊福島駐屯地の音楽隊の皆さんがトラックを見事にぬかるみから救い出し、参加者やボランティア、スタッフからやんやの喝さいを浴びていた。



 
主催者代表のKNさんは、Nさんの従妹で前回相馬に来た時にお会いした。その時、復興支援お遍路マラソンの企画を熱っぽく話してくれた。大会が決まったら絶対に参加しますと約束していたので、約束が叶った。写真はKNさんとのツーショット。
医療班のテントにいたので、地元の医師会の先生や保健師の方ともお話しすることができた。
10㎞なので、一番後ろからスタートしキロ6分を維持する。医療班でボランティア参加の看護学校の学生さんの写真を撮る。コース沿いにある仮設住宅の皆さんに手を振って応える。を目標にした。
仮設住宅の前には多くの人たちが外に出て手を振って応援してくれた。

仮設住宅以外の通りにも、多くの人たちが応援に出てきてくださった。
走り始める前から雨がほとんど上がり、風も止んだ。時間は1時間14秒。写真を撮っていた分遅れたのだろう。

 
 

完走証明書には、小雨、気温20.6℃、湿度84%と書かれていた。第二回にも参加しなくてはと思いながら、ボランティアの学生さんやNさんと記念写真を写した。
 
 
 
 

医師会の先生の中に、走った若手の先生がいた。N先生はT大医学部を卒業後研修指定病院での研修を終え、地域医療がしたいと自ら希望して相馬の病院勤務をしておられるという。常勤医が足らず今日は今から、明日も二日連続で当直ですと言われていた。再開を約束して別れた。
今日は父の日で、長男からももちゃんの写真のメールが来た。娘も電話をくれたようだが、気づかずにいたようだ。次男からもメールをもらった。このブログの本文は東北新幹線の中で書いている。東京に着くころは、ひなちゃんは寝てしまっていることだろう。


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