第1部緩和ケアの誤解と取り組みは、緩和ケアはがんと診断された患者さん、がんの治療中から辛くならないように治療を受ける患者さんを支援する役目があるのに、緩和ケア=終末期ケアのイメージが独り歩きしている。日本のがんの罹患状況の報告やこれまでの緩和ケアの取り組みなどの報告があった。
第2部の痛みやつらさが医療者に伝わるためのコツでは、緩和ケア内科医師、精神科医師、がん看護専門看護師、総合相談・支援センターMSWの方々がそれぞれの視点で話をして下さった。MSWはT医科大のS田さんで、「仕事・お金の問題が医療スタッフに伝わるコツ」を担当されたが、どのようにして社会資源を活用するかがをわかりやすく解説してくれた。この中でも、がん保険はやはり必要で大切だと思った。
第3部は、患者さんやボランティア団体の方を交えたディスカッションで、あらかじめ第1,2部の間に聴衆から集めた質問にも答える形で討論が進んだ。がん治療に携わる先生方のコミュニケーションスキルはここでも大切だと話されていた。
疲れ果て、病院に寄るとか途中で美味しいものを食べる元気もなく、真っ直ぐ自宅に帰った。冷凍庫にあるカレーを温め、手早く豚肉と野菜の炒めものをして夕食にした。この夕食の残りは月曜の朝ごはんになったが・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿