2009年5月16日土曜日

緊急手術



 土曜日に外泊は嬉しい。患者さんはニコニコして自宅に戻られた。パソコンでこのブログを見るといわれていた。談話室にはカサブランカが飾ってあった。思わす「哀愁のカサブランカ」を口ずさんだ。
 うちの病院は24時間365日体制なので急患も多い。しかし周辺の基幹病院が急患をどんどん受け入れるようになり、緊急手術数は少なくなってきた。それでも年間300例近くが緊急手術になる。

 今日は麻酔科当番。外来が終わり14時ごろ病棟の患者さんを見て回り、15時10分入室の急性虫垂炎の麻酔を担当した。脊麻後頭痛予防のためにペンシルポイント針を使用して脊椎麻酔を行い、第5胸髄レベル以下の無痛域を確保した。(乳房の高さ以下の痛みが感じないこと)点滴回路から静脈麻酔薬を少しずつ注入し眠りについていただいた。若い健康な方なのでしっかり麻酔レベルが確保できると、ほぼ心配はない。間接介助NrsのTさんは非常に観察力のあるエキスパートNrs。自分にとってこの麻酔のストレスはない。せっかくなので記念撮影をした。手術は無事に終了した。所要時間は30分。明日は病棟内を歩いておられることだろう。

1 件のコメント:

すもも さんのコメント...

カサブランカの甘い香りが好きで、以前はよくリビングに飾っていました。
しかし「香りが強すぎる!」との家人の指摘があり・・(すももは、焼酎の香りのほうが強いと思うんだけどなぁ~?!家人の嗅覚に疑問あり!)最近は飾っていませんが・・・
以前、お見舞いで頂いたカサブランカの花に癒されたことを思い出しました。あの時はピンクだったので、ユリだったかも?でも、甘い香りは同じでしたよ!
とても綺麗なフォトですね!見ていると甘い香りがしてきました・・すももの嗅覚も故障中でしょうか??