2011年9月23日金曜日

台風15号

9月21日(水)昼過ぎから横殴りの雨が降り出した。周りの人たちは「こんな台風ははじめて・・・」と言っていたが、熊本や鹿児島にいる時は年に数回は経験した。やはり九州は台風銀座なのだろう。風雨が強かった時間帯が昼過ぎから帰宅時間帯に重なったために、電車はストップし一部開通していた地下鉄にも人が殺到して混乱したようだ。T医大病院は明け方まであった手術をはじめ22時頃まで幾つか手術が残っており、残り番のメンバーは帰る頃には電車が動き出すかな・・と冷静だったようだ。
  自分は麻酔科入局一年目の先生たちとの懇親会が表参道で予定されていたが、タクシーもつかまらず交通手段がなかったため、急遽病院近くのSビルでの懇親会に変更となった。19時半に病院を出て(この時は小降り)直ぐに地下道に入り、そのまま地下道を歩いて会場に行くことができた。会が終了した22時頃には、山手線が再開したようだった。しかし西武新宿線は未だ再開していなかったので、タクシーを確保し乗り合いで帰った。


 家に帰ると、家人から「二階の窓が完全に閉まっておらず、大変だった(ガタガタして壊れそう)」と報告があった。きちんと鍵を締めたらOKだったそうだが、これまでの「留守はセ〇〇にお任せください」は何だったのだろう。

 1991年平成3年の九州を襲った台風19号に比べると・・・と思った。あの時は病院の6階から下を見ると、周囲の家々の瓦が乱舞していた。高層ビルからリンゴが落ちても自動車の屋根に穴が開くかもしれない。災害は忘れたころにやってくる。今年の天地異変はいろいろな教訓を我々に示している。

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