2011年3月5日土曜日

熊本地域医療センター緩和ケア病棟開設10周年記念講演会

3月5日昭和大学の高宮先生をお呼びして熊本地域医療センター緩和ケア病棟開設10周年記念講演会を開催した。高宮先生には「緩和ケアの本質~全人ケア、死から生といのちを考える~」と題してお話しをくっださった。患者さんへの医療ケアの実践を通し先生が守り育ててこられた緩和ケアにとって一番大切なことが、自分を含め聴衆の心に響いたと確信する。自分は高宮先生のお話しは3回目だが、目頭が熱くなった。

航空便の関係で高宮先生のご講演の後に自分が「熊本地域医療センー緩和ケア病棟10年間の歩み」を話した。今緩和ケア病棟に入院しておられる患者さんやご家族、緩和ケア病棟で一緒に看取らせていただいたご家族も参加くださっていた。

4月からの体制については不安も多いが、ここを乗り切る力が求められている。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

高校を卒業したての息子と聴講しました。高宮先生のお話は初めてでしたが、人間は、どんな状況でも生きる意味をみつけることができる、内面的な成長をすることができる。Do not cure the darkness, but light a candle.など、多くのメッセージをいただき、感動しました。

たーさん さんのコメント...

コメントありがとうございました。高宮先生は前日福岡の中学校で「いのち」についての講演をされています。
息子さん心に伝わったことを祈っています。