2010年9月19日日曜日

日医講座と地域医療連携懇談会


9月18日土曜は日医講座(日本医師会生涯教育講座)が開催され、「ペインクリニックのトピックスーがん性疼痛も含むー」を担当した。参加者の中にはM名誉教授(小生の師匠)、O先生(麻酔科、サッカー部の大先輩)、N先生(サッカー部の大先輩で東洋医学の権威)もおられ、自分にとっては口頭試問のような緊張感を感じていた・・・が、イントロの話とともに緊張感はとれ、語りかけるようにゆっくりと話すことができた。質疑応答ではM先生から「このような素晴らしい講演を聞けるとは予想だにしていなかった・・」と最大級のお褒めの?言葉をいただいた。がん性疼痛を担当してもらったA先生もなかなか落ち着いた話しぶりだった。

講座を終え、緩和ケア病棟を希望されている患者さんとの面談を済ませて本院が主催する地域医療連携懇談会の会場、ホテル日航熊本に移動した。第1部の講演会には舛添要一元厚生労働大臣を迎え、日本の医療についてお話しいただいた。政治の裏話も入ったので、なかなか興味深かったが、医療崩壊やこれからの医療の再構築に関しては多少意見の異なる部分があった。しかし医療を含む社会福祉を充実させるには消費税の値上げもやむ得ないとの考えは、将来の政編をなにか予感させた。写真は受付
講演会には約400名、懇親会には約240名参加いただき、医師会病院への熱い期待を感じた。この会は医師会病院の存亡をかけた戦いでもある。決してオーバーな表現ではない。
写真は舛添氏とF市医師会会長

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