2021年1月24日日曜日

2020年度緩和ケア研修会

24日、東京医科大学病院の緩和ケア研修会を開催した。本年度は9月と今日予定していたが、9月はCovid-19感染拡大のために中止した。本院はがん診療拠点病院であり、緩和ケア研修会の開催が義務付けられている。当初は院内勤務者に限り33名の受講生を受付、講師とファシリテーターは全て緩和ケアチームスタッフで賄うことにした。感染制御部や完全管理部と協議を重ね準備を進めたが、スタッフサイドの事情で受講生をさらに制限することになった、厚労省から義務づけられている卒後5年以内に100%の医師が研修会を受講することの実現のために初期研修医は2年間の研修期間の間に緩和ケア研修会を受講しなければ初期研修期間から卒業できないと言う院内規定があった。卒業5年から9年目の医師10名に次の研修会に参加できることを条件に今回の研修会を遠慮してもらった。25名になったがグループ編成の時にはファシリテーターの何名から足らないグループに入ってもらうことにした。

 そして22日、天気予報では23日から24日にかけて関東一円で雪で積雪の予報。千葉や上野原から参加するスタッフが時間通りに来れるだろうか?24日の6時に最終決定をすることにして、受講生やスタッフへの連絡方法をチェックした。

 23日は、寝付くまで天気予報をチェックした。そして当日6時。雪は降っていない!積雪は思ったほどでもなかったようだ。千葉と上野原のスタッフも公共機関で来れると言う。受講生はドタキャンの1名を除いて24名が参加してくれた。

 三木病院長から主催者責任者として開会挨拶をいただいた。自分は、オリエンテーション、せん妄。入眠困難、アドバンス・ケア・プランニングの講義と、コミュニケーション・ロールプレイ(進行がんの告知)とグループワーク(がん性疼痛のコントロール)を担当した。研修会は無事に終了した。

 受講者が帰った後、会場の後片付けをした。万歳と心の中で叫んでいた。2週間前にストレス?で不整脈が出ていた。発作性心房細動の内服薬、屯用をもらっていた。ホルター心電図では不整脈はなかった。この時には天気以外の問題は乗り越えていた。

0 件のコメント: