2010年10月20日水曜日

秋の夜長



 土曜日の不摂生と日曜日の肉体労働で、体は疲れ果てさて月曜日。何とか仕事をこなし、サン・アントニオから私用で熊本に来られたFeyさんを囲んでの会食に参加した。私は日本酒を持っていき、冷酒をいただいた。冷酒は喉をスムーズに通り抜け、美味しいこと美味しいこと。ご自宅を開放いただいたM先生のお心遣いでほろ酔いの至福の時が流れた。写真は集合写真とFさんケーキのロウソクの火消。
 病院に戻り、気になる患者さんをチェックし、医局に戻ったところでまた寝込んでしまった。起きたのが1時過ぎ、土曜のように朝にならずに済んだが、これではいけない。

 火曜日はS病院の手術室に行き、開心術や経食道心エコーを勉強した。さすがにこの病院の手術室はシステマチックで働きやすい。コメディカルの皆さんの意識とレベルが高い。設置しているエコー機器やポンプなどもよく手入れされていた。
 病院に帰って会議を2件済ませた。患者さんの退院時サマリーを書き上げ お亡くなりになって退院された患者さんの自宅に伺った。21時30分とずいぶん遅くなったが、ご家族がとても喜んでくださった。
 先週在宅に移られた患者さんの具合が悪くなったとの知らせを聞いたので、22時30分になったがご自宅を訪問した。ご家族が6時間前に亡くなられた患者さんを囲んでおられた。皆さんと思い出話をした。ずいぶん頑張られたことや、在宅に移る前や移ってしばらく不安だったことをお話しくださった。皆さんから患者さんを支えてこられた充実感を感じた。このようなご家族に看守られてとても幸せだったことだろう。

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