2010年10月24日日曜日

仕事+アルファ

22日金曜日は第17回Cancer Pain Forumで、日本緩和医療学会会長のS先生をお招きしての勉強会だった。講演の前に精神科のJ先生とうちのA先生にも講演いただいた。
S先生は「新しいがん疼痛へのガイドライン」作成までの過程を、裏話を交えながら、また新しい推奨という概念の説明を加えながらお話してくださった。そもそもガイドラインは退屈な読み物であるのだが、裏話を知っていると楽しく読めると思う。終了後場所を変えて食事をしながらお話しする機会を得た。夜は熊本に泊まるそうだが、翌朝9時の飛行機で東京に戻り横浜で講演されるとのこと。日本の緩和医療にとって大切な方なので、体調管理をぜひお願いしたい(自分にも向かってつぶやいたが)。
 23日は午前中外来・病棟で、12時から10年以上慢性疾患を診てきた患者さんの葬儀に出席した。とてもユーモアがあり誰からも愛されたCさんだった。Cさんからの受診予約が土曜の午前中に入っていたのでキャンセルした  。14時から緩和ケア病棟の遺族会があった。1年前から1年半前に緩和ケア病棟で亡くなられた14家族17名が出席された。スタッフは医師2名看護師7名ボランティア2名看護師の子どもさん3名)だった。黙とうの後、挨拶をした。「最初は個人の思い出が、喪った寂しさとともに心を占めるので涙が出てしまうことが多いけど、お話をするうちに良い思い出や、精一杯尽し看取った充実感で笑顔に変わるのです」と・・お話しした。  出席者同士でまたスタッフを交えて話は弾んだ。終了時の記念写撮影には皆さんご参加くださった。また久しぶりに絵を描くことができるようになりましたと、ご自分の絵を寄贈くださったご家族もおられた。

 19時にはむさしYMCAに行き、24日のバザー(蚤の市:不用品バザー)の値付けをした。帰ったのが22時くらいだったが、良く体が動くもんだと感心した。

 24日は入院患者さんの回診の後、むさしYMCAに行き食バザーの手伝いに入った。うちの熊本むさしワイズメンズクラブからは焼き鳥(豚バラ、鳥身、つくね)と焼き芋、メネット会(奥さんたち)が蚤の市の担当。焼き鳥・焼き芋は駐車場にテントを張りそこで野外での販売なのだが、途中から豪雨となり、数回の突風でテントが持ち上がりそうになった。豪雨の中を買いにこられるお客さんには頭が下がった。次第にが風が静まったので大量に焼き、建物内に持ち込んで販売し、完売にこぎつけた。今年のYMCAは「雨と縁がある」。風雨の中でバザーの写真を撮ろう・・・なんて、すっかり忘れていた。

0 件のコメント: