2009年11月8日日曜日

スペシャルオリンピックス熊本大会開会式とSON15周年記念交流会











スペシャルオリンピックス熊本大会開会式とSON15周年記念交流会を11月8日グランメッセで開催した。実行委員長として10回以上の実行委員会を行い、この日を迎えた。そこで、熊本日日新聞読者の広場への投稿からふたつ。最初は既に掲載、もう一つは投稿したばかり。
『スペシャルオリンピックスから学びたいこと
 今から17年前、知的発達障がいのある人たち(アスリート)に日常的なスポーツプログラムとその発表である競技会を提供し、彼らの自立と社会参加を支援するボランティア活動であるスペシャルオリンピックス(SO)運動が熊本から起こり全国に広まった。2年後にSO日本(SON)が設立されて15年になる。11月8日17時からグランメッセで開催される、2009年SON熊本大会と九州地区サッカー大会の開会式にバルセロナオリンピック女子マラソン銀メダリスト有森裕子SON理事長が参加することになった。開会式後の交流会では、アスリート・コーチ・ファミリー・ボランティアとのふれあいも計画されている。
 9日の10時からは、ウェルパルでSO熊本の生みの親でもある中村勝子SON熊本参与も参加してのシンポジウムが企画されている。有森さんは「世の中にたった一人しかいない自分の生き方にこだわること」「二度とやってこない一瞬一瞬を精一杯生きること」を信条としておられると聞く。今回の交流会やシンポジウムを通してもう一つの生き方を学びたいと思う。』

『スペシャルオリンピックス(SO)開会式・交流会の感激
 11月8日グランメッセで開催された、2009年SO日本・熊本大会と九州地区サッカー大会の開会式では、熊本県警音楽隊の皆さんの演奏のもと、アスリート・コーチ・ボランティアが胸を張って入場行進をした。SO旗掲揚、選手宣誓や火起こし、トーチランや聖火台への点灯といったパフォーマンスの度に、演奏が効果的に場を盛り上げてくれた。アスリートの顔は喜びに満ち輝いていた。有森裕子SON理事長は激励の挨拶で、自らの体験を踏まえ「人の可能性はいかにチャンスを与えられるかによる」と熱っぽく話された。
 交流会では、有森さんは参加者と一緒になって、歌にダンスにゲームに興じてくださった。司会や挨拶など役割を与えられたアスリートは堂々と役をこなしてくれた。
 交流会後の多くのボランティアが会場に残り後片付けに精を出した。6月に実行委員長の任を受け準備に忙殺されてきたが、この日参加下さった全ての皆さんへ感謝の思いで胸が一杯になった。会場の明かりを消しドアに鍵を掛ける時、アスリートの笑顔に癒されていた自分に気づいた。』

有森さんは交流会の時、飲み物を未だ準備していない参加者を回って 勧めておられた(ノンアルコール)、時々ゴミを集めて片付けを当然のようにされていた。さすがオリンピックメダリストだ。
ワイズメンズクラブの仲間たちと、教え子の熊本総合医療福祉学院の生徒たちには頭がさがる。黙々と仕事をお願いした以上にしてくださった。このような仲間や教え子に囲まれ、幸せ過ぎると思った。
 次の日9日、有森さんと中村さんの対談が小出さんの司会で行われた。中村勝子さんとの対談でも負けることなくお話し下さった有森さんは流石だった。終わって昼食会をしたが、家人が「SOのサポーター〇上(たーさん)のサポーターです」と自己紹介をした。家人もなかなかやると思った。

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