熊本城マラソン大会実行委員会から配布されたオレンジの雨除けポンチョをウインドブレーカー代わりにしようと思った。帽子はくまモンの被り物を止め、前後ろにヒサシがついた20年以上前から使っているものにした。
家人に上通入り口まで送ってもらった。アーケード内でジャージを脱いで戦闘モードになった。荷物を預けGグループのエリアに入った。曇ってはいるが温かい。16.7℃まで上がったようだ。スタート前の9時ごろから雨が降り始めた。9時2分スタートだが、スタート地点に着いたのが12分11秒後だった。大通りに出ると風を感じた。テーピングが上手くいき、足首固定の装具を付けていたので足が下垂して引っかかることなく走れた。アシックスの厚底シューズはナイキほどではないが、幾分弾む気がする。途中教会の阿南さんご夫妻、医師会の永江さん、サッカー部関係の杉之原先生や後藤先生の奥様の声援を受けた。8㎞地点にはワイズの岩本さんご夫妻、水元さんご夫妻がおられ励まされた。10㎞地点には「てれっとウルトラマラソンクラブ」の釘島会長、その数100m先では同クラブの塚本さんが待ち構え、声援を受けた。川尻で両足切断され競技用義足でフルマラソンに挑戦されていうFさんと遭遇した。辛そうだったが良く頑張られたと思う。川尻から天明をぬけ、熊本新港に向かう大通りでは増々風が強くなり雨が冷たくなった。オレンジのポンチョは強い風でみるみる腕が取れヘッドカバーもちぎれ、どうも引き裂かれてしまった。大通りでは折り返しまでは向かい風、折り返しても冷たい雨風が背中を押すというより体力を奪った。30kmでは正木さんから声援を受けたが、思わず出た言葉が「凍る・・」だった。41㎞地点で思いがけず元患者さんから声をかけてもらった。YMCA前にはてれっとの酒井さん、そして家人が応援してくれた。時間内完走は確実だったので、そこで写真を撮った。
そしてゴール。ネットタイムは6時間24分49秒、グロスタイムは6時間37分だった。ゴールの熊本城催し物広場は「ジュッタンポ(熊本弁でぬかるみ)だった。16時の気温が8.7℃だったそうだが、体感温度は5度ぐらいではなかっただろうか。ゴールで貰った熱い味噌汁で生き返った。
着替えを取り、ジャージの上着を羽織り迎えに来た家人と車を置いている駐車場に行った。温かいお茶とお菓子を食べて一息ついた。家に帰り、風呂に入り十分に温まった。17時から「鶴重」で始まっていた、てれっと完走会に参加した。学生時代お世話になった堤さんも来られていた。19時までのわずか1時間30分ほどで家人の迎えの車で空港に向かった。
ANA20時25分発が30分遅れ、20時55分になった。また飛行自体も遅れ羽田に到着したのが23時過ぎになり、京急で品川、JRで東京駅から中央線快速で荻窪に着いた時は0時を回っていた。0時20分自宅着。明日の準備をしてベッドに入ったのが1時30分を過ぎていた。ぐったり・・・。
2 件のコメント:
最悪のコンディションでよく完走され感心しました。私も鹿児島マラソンで雨を経験して懲りたので、その後雨の大会は二つDNSしました。
最悪のコンディションの中、よく完走され感心しました。私は鹿児島マラソンで冷たい雨を経験して懲りたので、その後2回雨の大会をDNSしました。
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